みずがめ座δ南流星群の極大日
2024-07-31


7月31日はみずがめ座δ南流星群(SDA)の極大日となっています。電波観測でもこのところエコー数の多い状態が続いていますが、各周波数ごとの様子を見ると次のようです。
まず青森VORですが1日の総エコー数では27日が最も多く、199個でした。その後は緩やかに減少傾向にありますが、まだ数日はエコーの多い状態が続きそうです。

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関西VORでは29日が最も多く、214個でした。ここ数日は200前後で推移していて青森よりもやや多い状態が続いています。

ソウルFROではEsがだいぶ少なくなってきたものの、欠測のために1日の総エコー数は計算できないのですが25日と29日が多いように感じました。
ウラジオストクFROでは7月下旬からきれいにエコー数が増加してきており、26日が総エコー数が最も多く、1115個でした。

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このように当所の観測ではピークを過ぎているようですが、CMORで見るとSDAは現在最も活発な状態になっており、カシオペヤ座ψ流星群(PCA)は活動がほとんど見られなくなっており、これが全体のエコー数の減少に関係があるようです。

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またいよいよペルセウス座流星群(PER)も見えてきました。これからはこれが少しずつ活発になっていくことでしょう。
[流星電波観測]

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