本日の午前2時頃から5時頃にかけて89.1MHzでキャリアによると思われるエコーが確認できました。下は2:00〜のHROFFT画像ですが、ここでは980Hz、960Hz、920Hzの3つの周波数でエコーが出ているように見えます。そしてこれ以降はあまり出てこないので、この数分間のみの短いキャリア状態で発生したエコーのようです。なお、920Hzは通常1日を通して最も多くエコーが現れる位置で、これがソウルのKBSクールFM(10kW)であろうと考えています。
次いで2:10〜のHROFFT画像ですが、先ほどの980Hzの他に860Hz辺りに連続してエコーが発生しています。これは4:54頃まで約3時間継続します。
この結果、89.1MHzのRMOBグラフは下のように赤と青だけになってしまい不都合なので、この3時間はカットすることにしました。
89.1MHzを受信してまだ1ヶ月経っていないので、来月も同じ日時にこうした状況になるのかはっきりしませんが、23日は三大流星群の観測にはあまり影響がないので一安心です。関係あるとすればこぐま座でしょうか。
因みに同じ時間帯のウラジオストク103.2MHz(上)と89.1MHz(下)のHROFFT画像を40Hzずらして比較明合成してみました。
以前の89.4MHzと92.8MHzでは同じ朝鮮半島だったので7〜8割エコーが一致していましたが、これを見ると一致しそうなエコーはわずかです。少なくとも今回のキャリアはウラジオストク方面からではないことがわかります。
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