マスプロFM-3の改造 その3
2024-01-25


雪が降ったり北風が強かったりでなかなか作業が進みませんでしたが、何とかエレ
メント間隔の短縮ができました。これで全体が83%の短縮ということになります。ただし、フォールデッドダイポールの部分は何としようもなく、エレメント長の短縮のみです。ひとまわり小さくなってだいぶ扱いが楽です。

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下はMMANAのシミュレーション結果です。エレメント長の短縮だけよりも良い結果になり、SWRのカーブも全体に高い方へ移動しました。

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マストへの取り付けは両方を水平偏波にして向きをそろえると下側のアンテナの感度が下がることがわかっているので、今回5エレを上に上げ、3エレを垂直偏波として下に取り付けました。また、アンテナの配置についてはいろいろやってみたいと思います。

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SWRアナライザーでは前回との違いはあまり見られませんでした。75Ω系を50Ω用のアナライザーで測定したのでしかたありません。SDR#のスペアナでノイズフロアの比較をしたところでは今回105MHzくらいまでは感度が出ているようです。しかしながら108MHzまではちょっと手が届きませんでした。まあ、とりあえずこれでいいとしましょう。実はアンテナ感度の問題だけでなく、95MHz以上は日中のソーラーパネルからのノイズが酷く、こちらの方がむしろ問題です。これでしばらく各周波数を調査していきたいと思います。
[流星電波観測]

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