春分の頃から電波観測では次第に流星エコーの数が増える傾向にあります。これは流星の元となる塵が宇宙に一様に存在していると仮定した場合、日本では地軸の傾きの関係で春分の頃が最も流星エコーが少なく、秋分の頃に最も多くなるためです。ただ実際には群流星の影響で日周変化のようなサインカーブにはなりません。下は青森VORの例ですが、3月頃が最もエコーが少ないことがわかります。
なお、この時季については周波数や送受信点の距離、アンテナの向きなどで多少ずれがあり、関西VORではまだ顕著な変化は見られず、ソウルやウラジオストクFROは3月に入った頃からすでに増加傾向が見られます、詳しくは
こちらをご覧下さい。
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