この夏から東村山市の神作さんが送信している52.9MHzの電波を受信しています。もともとは流星のヘッドエコーを観測するというのが目的だったのですが、なかなかうまくいかず現在はもっぱら通常のHROとして観測をしています。距離が100kmと近いことや50MHz帯ということもあって、15Wという小出力にもかかわらずVORを上回る流星エコーが観測されています。ただし、航空機エコーが多いためにHROFFTによる自動カウントは不可能で、完全にマニュアルカウントです。
朝方多く夕方少ないという典型的な日周変化は捉えられていますが、欠測時間が多いのはノイズの増加によるものです。このノイズが何かはまだわかっていません。また、これ以外に下のようなアマチュア無線による受信障害も時々見られます。
15秒ごとに感度抑圧を受けているのでHF〜50MHz帯で送信されたFT-8の電波によるものと思われます。自分自身がFT-8を送信したときも全く同じ現象が見られるので間違いないでしょう。それにしても我が家の近くにこれほど強い電波を出す局がいるとは驚きです。いずれ50MHz帯のバンドパスフィルタを考えようと思っています。そうすればとりあえずHF帯からの影響は逃れられるでしょう。
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