ピークを越えたみずがめ座η
2021-05-07


みずがめ座η流星群は概ねピークを過ぎてきたようですが、HROFFTにはロングエコーが頻繁に記録されており、まだまだ活動は活発なようです。今回は当初心配したようにEsが3日続けて発生しましたが、たまたま夕方から深夜にかけての時間だったので影響は小さくて済みました。ペルセウス座の時期などは朝からEsが発生するので大変です。ここがFROの泣き所です。
下はRMOBSurveyのグラフでピョンガン(89.4MHz 上側)とヨナン(92.8MHz 下側)を合成したものです。エコー数のスケールが違うので見にくいですが、ピークが一致している場所がいくつかあることがわかります。それぞれQUA(しぶんぎ座)、TCB(かんむり座θ)、LBO(うしかい座λ)、LYR(4月こと座)、ETA(みずがめ座η)の各流星群などによるものだろうと考えています。

禺画像]

[流星電波観測]

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