8月中旬のペルセウス座流星群から一ヵ月あまり静かな日々が続いていましたが、ここ来て流星エコーが少しずつ増加しています。VORではまだはっきりしないものの、FROでは午前中に何かの活動が始まったのがわかります。特に92.8MHzではそれが顕著です。
CMORを見るとしし座κ昼間流星群(KLE)とろくぶんぎ座昼間流星群(DSX)が活発化しています。KLEは9月24日、DSXは9月28日が極大日となっていて、おそらくこれからはDSXが活発になっていくと思われます。
複数の周波数で電波観測をしていると流星エコーの増加のしかたは同じではなく、相性のいい周波数と流星群があるように感じます。今回は92.8MHzが良さそうですが、アンテナの向きやパターンだけではなく垂直偏波というのも関係あるかもしれません。なお、KLEとDSXの放射点の南中時刻は午前10時頃です。
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